シューエデュケーション®とは
靴の正しい使い方教育
吉村眞由美は、「シューエデュケーション®」という手法を考案した靴教育の専門家です。
保育現場や学校教育の場で「教育としての靴の選び方や使い方」を教え、日常化・生活習慣化させることの重要性を説いています。
現在は、保育施設での乳幼児向け教育、幼稚園での幼児向け教育、小学校での児童向け教育、中学校ならびに高等学校での生徒向け教育、子育て支援施設での保護者啓発を行っています。さらに全国での保育・教育での普及を目指して、学校体育研究を行っている団体(*1)のメンバーである先生たちと共に、「足育推進事業」の中で「教育内容の作成」と「全国の保育者・教師への研修指導」を進めています。
シューエデュケーション®とは
Shoe Education®
日本でこれまで行われてこなかった「足と靴の教育」のことです。
対象:乳幼児から児童・生徒を網羅しています。
実施される場:子どもたちが学びを受ける保育施設・学校がメインであり、付随して、子どもたちの教育を支える地域行政(子育て支援・教育)、医療機関など、子どもに関わる全ての機関と職種が、足と靴の教育や支援に携わります。
視座:教育は、子ども・親・祖父母など、家族と家庭生活における教育も網羅して担当します。
全体構想:これらの足と靴の教育によって、足元から国民の健康と安全を守る教育を推進するという構想に基づいています。
商標権:シューエデュケーション、Shoe Educationは、吉村眞由美が2013年に特許庁に登録し、現在も保持している商標権です。


シューエデュケーター®とは
Shoe Educator®
定義:上記のシューエデュケーションを行う指導者であり、保育現場では保育者や看護師、教育現場では教諭や養護教諭、行政機関では保健師や看護師、医療機関では医師、理学療法士、義肢装具士、看護師などを指します。
商標権:シューエデュケーター、Shoe Educatorは、吉村眞由美が2013年に特許庁に登録し、現在も保持している商標権です。
シューエデュケーション®で得られる4つの効果・利点1
シューエデュケーション®では、「運・快・転・緊」(*2)という4つの効果と利点が得られます。
「運」は運動、「快」は快適、「転」は転倒・障害予防、「緊」は緊急時の安全確保を指しています。
ここでは、それぞれの効果をご説明します。
- 効果「運」 走る、跳ぶ、踏ん張るなど、運動機能の向上を促し、靴の不適合状態で起きる足の不安定さによる疲労が軽減できます。長時間の運動がしやすくなり、体力や持久力の向上が期待できます。
- 効果「快」 足の踵部と甲部が靴とぴったり密着するため、足と靴が一体化する気持ちよさを実感できます。この“フィットしている足の感覚”を、“快適さ”に結び付けることで、“いつもフィットさせておきたい”と意識化させることができます。この感覚が身につけば、靴の不適合(ゆるさやきつさ)に敏感になり、足の危険に気付くことができるようになります。そして、自ら快適な着用感をつくろうと、無意識のうちにベルトを締め直したくなったり、靴を履き直したくなったり、という足と靴の快適さの指標が身体感覚として身につきます。すると、正しい履き方習慣が、抵抗感なく続けられるようになるので、靴を履いた時の「拠りどころ」が生まれます。
- 効果「転」 転倒・傷害予防の効果が期待できます。園や学校における大きな外傷は、常に転倒で引き起こされています(*3)。正しい履き方をすることで、靴が足に合っていなかったり、履き方が正しくなかったりすることで起こる外傷を減らすことが期待できます。
- 効果「緊」 緊急時の安全確保に役立ちます。交通事故に遭遇した時や災害発生時の避難所への移動時などの場面で、靴が脱げて事故に巻き込まれたり、逃げ遅れてしまったりする恐れがあります。日常的に正しい履き方を習慣としていれば、どのような場面でもぴったりとフィットした靴で俊敏に動くことができ、緊急時であっても危険から生命を守り、安全の確保につなげることができます。また、歩きやすくなることで、長時間・長距離を歩いて避難する時の大きな助けになります。
文献・出典
(*1)公益財団法人日本学校体育研究連合会ホームページ 足育推進事業(2026年3月30日閲覧)
(*2)前橋 明・吉村眞由美: 外で遊ぶ子は、良く育つ 第15章 外遊びの前に正しい履き方の声かけを,大学教育出版,2026
(*3)独立行政法人日本スポーツ振興センター学校安全部: 学校管理下の災害[令和4 年度版],独立行政法人日本スポーツ振興センター学校安全部,2022
