吉村眞由美:1歳6か月健診や診療で役立つ『子どものあしとくつの基本知識と活用法』,第34回日本外来小児科学会 年次集会ワークショップ(高松),2025年8月
この学会は、地域の小児科クリックの院長とスタッフ(医師、看護師などのコメディカルスタッフ、受付事務、病児保育所の保育士など)が、クリニック単位で参加する多職種参加型であることが特色です。
私の目指すシューエデュケーションでは、学校や保育機関では会うことができない子ども、つまり集団保育を受けていない子どもと保護者にもアプローチが必要なので。どこで出会えるか?どこで知ってもらえるか?を考えた時に、乳幼児健診(特に1歳6カ月健診)の場に着目しました。
健診には、どの子もやってくるので、すべての親子に情報を届けられることを目指して、この学会での活動を始めました。
この学会の学術集会の特徴は、講演や研究発表の他に、参加型のワークショップをたくさん開催している点にあると思います。対象も医師向け、看護師向けなど、多種多様に構成されており、どのスタッフが来ても何かしら学びが得られたり、仲間ができたりして、翌日からの医療に役立てられるという仕組み。とても良くできていると感じます。
そこで、私は3年前からワークショップリーダーとして自分のワークショップを開催し始めました。以下は、その一部を、事後抄録の原稿からご紹介します。
事後抄録
一昨年、昨年に続いて3回目の実施でした。工夫した点は、「診療で生かせる」「1歳半健診で役立つ」ことを目標としてワークショップの内容を絞り込み、多様な実技(運動も含む)を行ったり、靴の実物を見て触って実感したりしたことがヒントとなり、的確な助言や指導を行えるようになることを目指しました。ワークショップでは4名1班のグループワークとして進行することで、他者の受容・共感・思考・省察の4つの経験をするスキームを立てました。一人ではなく、他者と共に取り組むことを通して、学びが生き生きとしたものとして心に深く刻まれ、明日からの診療に活用して頂けるように努めました。
